100万回生きたねこ

100万回生きたねこ  佐野洋子/作・絵

あるとき、ねこは王さまのねこでした。あるとき、ねこは船のりのねこでした。
100万人の飼い主に愛され、100万人を泣かせたとらねこですが、自分は一度も泣いたことがありません。
ところがある日、美しい白ねこに出会い、恋をします。はじめて愛した白ねこが死んだとき、ねこは、100万回泣きました。
読むときどき、歳を重ねるごとに……感じ方や印象が変わる絵本です。100万回でも読みたくなる、「不朽の名作」ともいわれる絵本です。